やわらか図書館学

主に大学図書館のデザイン・広報に関するブログです。

2010年秋の流行色を使って「読書週間」のポスターを作成する

前段

日本の流行色というのは、インターカラーという世界で唯一の国際的に流行色情報を発表する機関によって決定された色を、一般社団法人日本流行色協会 JAFCAという機関が日本市場にあわせてにアレンジしたものが用いられているそうです。そこで、このたび秋の読書週間のポスターに流行色を使ってみようと考え、このJAFCAのHPを覗いてみたのですが、残念なことにこちらのページでは色のカラー情報(RGB、YMCKとか)が紹介されていませんでした。もちろん色見本のようなものは載っているので、そこからスポイトで取ることは可能なんですが、なんだか使用を拒否するような姿勢のところから拝借するのいかがなものか、すわ企画倒れか、などと考えながらしばらくWebをさまよい、他に使えるものはないか探しました。

Pantoneのトレンドカラー

で、しばらくWebをさまよった結果、ついに流行色を紹介しているページ見つけました。Pantoneのページです。Pantoneといえば、一昔前にソフトバンクとのコラボでカラフルなケータイが発売されたことを覚えていらっしゃる方も多いと思いますが、デザインやDTPなどの色見本を作ってらっしゃる会社です。
そのPantoneのHPで「pantone fashion color report fall 2010」として2010年の秋の流行色が紹介されていました。英語のページなので説明をよく読んでないため、もしかしたら別に流行色を紹介しているわけではないかもしれませんが、たぶんファッションショーで使われていた色を紹介しているような感じのページでしょうから、当たらずしも遠からずでしょう。上記のリンク先から見ることのできるPDFの一番最後に、まとめてカラー情報が載っていますので見てみてください。

作例

で、実際に作ってみたのがこちらです。

size|800*600
Coooool!!ということで、読書週間のポスターと言えば、こちらなどにあるように、どちらかというと牧歌的なものが多いと思いますが、我々(大学図書館)が相手にしているのは学生さんたちですので、こういう感じのほうが惹きつけられるのかなと思い、かっこいい感じで作ってみました。
肝心の流行色は、右部の帯と文字に使っております。ね、秋っぽいでしょ?私の力ではなく、Pantoneさんの力です。試しに先のPantoneの流行色から、適当に色を拾ってきてみましょう。



と、こんなふうに適当に色をつけるだけでも、バシッと決まってしまうんです。ビバPantone!ビバ流行色!

まとめ

というわけで、流行色というのは作られた流行であるものの(というか世の中作られたものでない流行の方が少ないわけですが)、多くの企業がそれを参考にして製品を作ることになる色です。イコール目にする機会が多い、イコール親しみを覚えやすい、ということから「流行色=親しみを覚えやすい」三段論法がなりたちますので、広報のポスターに流行色を使うことで、より図書館に親しみを持っていただくことができるのではないでしょうか。とかく「流行に乗るなんてあざとい」という考え方をしがちですが(しませんか?)、流行に踊らされるのではなく、うまく使うことで効果的な武器になるのではないかと思います。偉そうなことを書いてますが、もちろん私も勉強中です。
それでは。