やわらか図書館学

主に大学図書館のデザイン・広報に関するブログです。

夏休みの自由研究テーマの展示について感じたこと

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ある公共図書館で、夏休みの自由研究テーマのアイディアとその参考文献をセットで展示している、というニュースを見ました。

本屋に行けば自由研究のネタ本が売っていますし、ハンズなどで自由研究キットみたいなのも売っていますので、そういう時代よね〜、と言ってしまえばそうなのかもしれません。

学校では教えていないのにいきなり宿題で自由研究をやらせることに無理があるとか、保護者もレジャーなどの関係で自由研究なんて早く終わらせてほしいと考えているとか、いろいろな背景もあるかと思います。

それでもやっぱり図書館は、そういうお手軽セットを提供するのではなく、テーマの探し方や参考資料の探し方、調べた情報のまとめ方といった表スジの情報を紹介するべきなのではないかなぁと思いました。

自由研究の「自由」を「自由という刑」扱いしちゃいけないと思うのです。

そんな展示をしても盛り上がらないかもしれないので、きれいごとかもしれませんが。。いや、それでもやっぱり・・・(以下、ループ) 

8月18日追記

自分が書きたかったことにピンズドの記事がありましたのでご紹介します。ひいては大学図書館のアクティブラーニングにもつながる、みたいな。