ブログを初めてから10年目に入ったので、そろっとこういうことを書いても怒られないかなと思い、たまにふと考えるブログを続けるコツについて、文章にしてみようと思いました。
と言っても、一般的なコツというよりかは、あくまで自分の場合、なので普遍性はそんなにないと思います。
コツ1 断筆宣言をしない
断筆宣言をしてブログを消さない限りはブログは続きます。
年に一回更新だろうと、数年間更新してなかろうと、消しさえしなければブログは続いているので、ブログを続けたいと思ったらまず断筆宣言をしなければいいのではないかなと。
少し言葉遊びな感じもしますが、断筆宣言をしてしまうと書きたいと思ったときに心のハードルが上がってしまうので、書ける場を残しておくことは、実際、割と大事かと思います。自分も何度か、ほとんど更新しなかった年がありました。
まぁ、心のハードルなんて蹴り倒して、しれっとまた書き始めればいいんですが。
コツ2 ブログを書く理由を考えない
ブログに限らずですが、「何かをする理由」を考えてしまうと、それと同時に「しない理由」も考えてしまいます。例えば「アウトプットのため」という理由を設定すると「本当にブログがそのための最適な方法なの?アウトプットだけならチラシの裏に書いておけばいいんじゃない?」などの反論が生まれてしまい、めんどくさいです。
仕事だったらきちんとそれを行う目的を定めないとですが(と書きつつ、それも疑わしいと思ってますが)、趣味なんで別に目的なんて考えなくてもいいんじゃないでしょうか。趣味でそれを考え始めると、行き着く先は「なんのために生きるのか」です。
そもそも何かをする理由は、個別の理由に還元できるものでもないと思ってます。
数週間前の「いだてん」で、通訳の人が四三に「なんで走るのか?」と尋ねて、四三が「I don’t know」と答えたシーンがありました。四三と生田斗真が裸で抱き合ったシーンに持ってかれてあんまり話題にならなかったのですが、すごいいいシーンだなと思いました。ジタンも「誰かを助けるのに理由がいるかい?」と言ってます。
というわけで、ブログを書く理由も、考えようと思えばいくつか思いつきますが、意識的に目的を設定しないようにして、もはや書きたいと思っているのかすらもよくわからず、続けることを目的に続けています。
もにょもにょと考えていたことが文章にできたのでスッキリしました。
余談ですが、5年前に似たようなことを書いたときに貼ったPerfumeのDream Fighterを久しぶりに聞きました。もはや眩しすぎて、ポムじいさん状態です。
お相手はやわらか図書館学でした。