このブログでは「日本の大学図書館Facebookページ一覧 」でFacebookのいいね数を記録しているのですが、1年間をとおしてみてもFacebookのいいね数があんまり伸びていないのを見て*1「もしかしたらFacebookで広報していくの難しい?」と思い、ちょっとTwitterと比較してみようと思いました。
TwitterとFacebookのフォロワー数を比較したグラフ
- 「大学図書館Facebookページ一覧」に掲載している78機関のうち、Twitterのアカウントを発見できた35機関が対象。(ただしTwitterフォロワー数が3,000以上の2機関を除く)
- 縦軸はTwitterのフォロワー数(2017/1/8調べ)、横軸はFacebookのLike(いいね)数(2017/1/27調べ)
- 元データ
まとめているときに思ったこと
- アカウントを開設した時期によるものもあるとは思いますが、全体的にTwitterのフォロワー数のほうが多いです。(35機関中29機関)
- そういう意味ではTwitterのほうが、広くリーチしやすいツールといえるでしょうか。いろいろな調査をみても、若い人はTwitterの利用のほうが多いみたいなので妥当?
- ただ、機関の構成員数を考えるとどちらもそんなに多くない機関が多いかも、という印象です。SNSやWeb等は、どれだけの人にリーチしていたかが見えやすいので、どれだけの人にリーチしてたかが見えなかったいままでの広報手段(例えば館内掲示物)よりもシビアな気がします。
- 電子資料のCost per Useとかと同じで、いろいろな数値が「見える化」されていくなか、そういう数値をどう使っていくか、どう捉えていくか、ということを考えていかないといけないんだろうなぁと。
- おりしも先日の「コクダイマルケン」のイベントは「ユーザーに届く図書館広報」というテーマでしたが、「ユーザーに届いたかどうか」の検証について、どんなお話があったのか気になりました。
数字を調べたの自体は結構前なのですが、どう説明をつけたらいいか迷い、少し寝かしていました。
ターゲットにしている層や目的もまちまちだと思うので一概には言えないと思いますが、みなさん評価とかどうされているのか、知りたいと思いましたー。
ありがとうございました。
参考
- アイキャッチ:Pexels