やわらか図書館学

主に大学図書館のデザイン・広報に関するブログです。

ChatGPTを使ってNDLサーチの目次情報をJAIRO Cloudのインポート形式へ変換するツールを作りました

 

NDL to JC 整形ツール

このツールは何?

国立国会図書館サーチに掲載されている雑誌の目次情報を、JAIRO Cloudの一括登録用のtsv作成に使える形式に変換するツールです。

これを

https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000031103-i31798011

こうする

NDL to JC 整形ツール

下のテキストエリアに、NDLサーチからコピーした目次情報を貼り付けて「実行」をクリックしてください。


使い方

  1. NDLサーチでリポジトリへ登録する雑誌の巻号を検索します。
    例:

    中部地区英語教育学会紀要 (通号53) 2024年 | NDLサーチ | 国立国会図書館

  2. 目次情報部分をコピーします。

  3. ツールの上のテキストエリアに貼り付けて「実行」をクリックします。
  4. 変換結果が下部のテキストエリアに表示されるので、「コピー」をクリックします。
  5. 一括登録用に作成しているExcelファイル(tsv)に貼り付けます。

HTMLの公開

ローカルで実行するためのHTMLファイルを公開します。ご自由にお使いください。

NDLtoJC1.0.html - Google ドライブ

免責事項

  • 本ソフトウェアの利用によって発生した、いかなる損害(直接的・間接的・特別・偶発的・結果的損害を含む)についても、提供者は一切の責任を負いません。
  • また、本ソフトウェアの正確性、適用性、有用性についても保証するものではなく、利用者自身の責任においてご使用ください。
  • 本ソフトウェアの使用または使用不能から生じる一切の損害について、提供者は賠償責任を負わないものとします。
  • 本免責事項は、法的拘束力を持つものではありませんが、可能な限り最大限の範囲で適用されるものとします。

公開ページ

おそらく今後も更新していきたくなると思うので、今後は以下のページで公開していきます。

yawatosho.hateblo.jp

作成過程の紹介

作成の動機

過去の紀要をリポジトリに登録するための作業を行なっていたところ、NDLサーチに目次情報があることに気づき、そちらを流用させていただいたのですが、著者やページの表記の加工をもっと簡単にできるといいなと思ったのがきっかけです。

普段カタカナ表記を作成するために以下のページのお世話になっているのですが、こういうツールを作りたいという完成イメージで作成しました。

https://www.lsx.jp/converter/kana/index.html

もちろんリポジトリ登録前にNDLサーチに目次情報があるという状況がかなり限定的なものかとは思うのですが、きちんとNDLに収められていれば採録されるはずだと思いますので*1、刊行から少し遅れてリポジトリへ登録する場合など、使える状況は割とあるのではないかと思います。

こだわりのポイント

  • 著者が複数いても、ページの列がちゃんと揃っているところ
  • 終ページ、開始ページの順番で並んでいるところ(マニアック)

ChatGPTとのやりとり

ChatGPT - JavaScript 範囲逆順変換

ちょっと恥ずかしいですが、ChatGPTとのやり取りを公開します。こんな雑な要件定義でこんなツールが作れるんだという参考になれば。

見ていただくとわかるとおり、最初はページ情報の加工だけを目的としていたのですが、どんどん欲が出てきて最終的には今の形になりました。日本語の言語コードを途中まで「jp」と勘違いしていたのは本当お恥ずかしいです。

ツールの完成まで、おそらく1時間もかかっていないと思います。ちなみに、オーバースペックだったかもしれませんが、o1を使用しています。

今後の課題

ChatGPTにも相談してますが、手動で目次情報をコピペするところなんとかできないかなと思いつつ、別にこれでもいいかなと思っています。

今、テストをしていて気づきましたが、著者がいない目次があると正しく出力されないので、これは後ほど修正したいと思います。

感想

JavaScriptは本当に少し齧っただけで、ほぼ何もわからないという状態でこんなツールが作れて、改めてChatGPTの凄さを感じました。

今年はChatGPTをちゃんと使ってみようと有料版(Plus)を契約しているのですが、いまいち有効な使い方が思い付かず、持て余し気味でした。

ところが業務で課題が見つかった途端に、一気に能力を発揮できたので、AIを有効に使うためには、やっぱり自分の課題意識が大事なんだなと改めて思うところです。

 

お相手は、やわらか図書館学でした。

参考

schema.irdb.nii.ac.jp

meatwiki.nii.ac.jp