
図書館のカウンター業務をテーマにしたタワーディフェンスゲーム「LIBRARY RUSH —カウンターは大忙し!—」を作成しました。
以下のページから遊ぶことができます。
PCとスマートフォンのブラウザで遊べます。インストールは不要です。
どんなゲーム?
図書館のカウンターには、返却、貸出、返却と貸出の両方、それから少し時間のかかる問い合わせなど、いろいろな用件を持った利用者がやってきます。
プレイヤーの仕事は、来館前のラッシュ予報を見ながら設備を配置し、待ち列をうまくさばくことです。予算と相談しながら、カウンター、自動貸出機、返却ポスト、案内係、観葉植物、レファレンスを置いていきます。

設備には、それぞれ得意な仕事があります。
- カウンター:すべての用件に対応します。便利ですが、設置できるのは2台までです。
- 自動貸出機:貸出をすばやく処理します。たくさん使われると、一時的に同期が入ります。
- 返却ポスト:返却をすばやく処理します。本がたまると、回収の時間が必要になります。
- レファレンス:問い合わせを専門に処理します。カウンターの混雑を減らすのにも役立ちます。
- 案内係:設備全体を少しだけ手助けし、「一斉案内」で待ち列を整理します。
- 観葉植物:館内を過ごしやすくして、利用者の我慢値が減る速さを緩やかにします。
ひとつの強い設備に頼るより、これから来る利用者に合わせて組み合わせることが大切です。
本の冊数が、いわば「敵の体力」です
利用者が持っている本の冊数は、一人ひとり違います。タワーディフェンスでいう敵の体力にあたるものが、この本の冊数です。
本が多い人ほど手続きに時間がかかります。処理が進むと、持っている本の横に出ている数字が1冊ずつ減っていき、すべて終わると身軽になって出口へ向かいます。

同じ「返却」の利用者でも、1冊の人と5冊の人では列への影響がまったく違います。画面を見ていると、「次の人はすぐ終わりそう」「こちらの列はしばらく動かなそう」ということが、だんだん分かるようになります。
ラッシュ予報を見て、先回りする
各ウェーブには「返却ラッシュ」「貸出ラッシュ」「複合利用ラッシュ」などの予報があります。
返却が増えそうなら返却ポストを置く。貸出が続きそうなら自動貸出機を強化する。問い合わせが多い日はレファレンスを用意する。次に何が来るか分かっているので、忙しくなる前に準備できるようになっています。
ただし、予算には限りがあります。目の前の混雑を解消するか、次のウェーブに備えて残しておくか。このあたりで、ちょっと悩みます。
列が伸びたら「一斉案内」
案内係を置くと、「一斉案内」が使えるようになります。
長くなった列の利用者を、対応できる空いている設備や短い列へまとめて案内します。

カットインの司書さんが、なかなか頼もしいです。
満足度がなくなるまで、図書館は続きます
利用者を待たせすぎると我慢値が減り、ついには不満を残して帰ってしまいます。そうすると図書館全体の満足度も下がります。満足度が0になるとゲームオーバーです。
最初の5ウェーブで、返却、貸出、複合利用、問い合わせ、閉館前ラッシュと、少しずつ新しい忙しさが加わります。その先はエンドレスです。後半ほど来館者が増え、持っている本の冊数も増えていきます。離脱ゼロでウェーブを終えたときの満足度回復量も少しずつ減るので、いつまでも同じ配置では乗り切れません。
どこまで図書館を開けていられるかが、このゲームの記録になります。最高到達ウェーブなどの記録は、遊んだブラウザの中に保存されます。
作ってみて
今回も実装はCodexと相談しながら進めました。動かしてみては「少し簡単すぎる」「この説明は分かりにくい」と直していくうちに、当初の試作品からずいぶんゲームらしくなりました。
ぜひ、どこまで来館者をご案内できるか挑戦してみてください。
お相手は、やわらか図書館学でした。