何度か書いているように「今年は落語を」と思って日々を暮らしているのですが、まだなんとか飽きずに聴いたり読んだり見たりしています。
"にわか"なりに毎日聴いていると、好きな噺の一つや二つできてくるもので。最近、気に入ってよく聴いているのが、三代目三遊亭金馬*1のCDに入っていた「たがや」。花火を舞台にしたこの噺、特にマクラの「た〜ま〜やぁ〜〜」なんていうのを聴いていると、花火の日の夜を思い出して、なんとも言えないいい心持ちになります。
そんなこともあって、今年の夏のポスターは花火で作りたいと思い、画像を探していたところ、まさに「たがや」の舞台と同じ両国橋を描いた歌川広重の「両国花火」がPDだったため、そちらを用いて作ってみました。
作っている時に考えたことなど
- 花火が一本スーッと上がった静かな感じを活かしたいなぁと思って作りました。ボツネタはこちら。
ちょっと明るすぎるかなぁと思って背景を暗くしてみたり。
見せたいところをクローズアップしてみたり、
背景を変えてみたり、
としたところで、全体を見せなくてもいいかと思い、最終案の形になったわけですが、台無しだよというお叱りの声もあるかと思います。
お相手はやわらか図書館学でした。
参考
*1:なんとなく師匠という敬称をつけるのが苦手なのでつけてませんが、特に他意はありません。