やわらか図書館学

主に大学図書館のデザイン・広報に関するブログです。

夏の水分補給のポスターを考える

暑い日が続きます。最近、図書館でも、夏は密閉できる容器でなら水分補給OKって館が増えましたね。利用者の方が熱中症になられでもしたら大変なので、大事なことだと思います。
さてさて、そんな夏の水分補給ですが、先日目にしたポスターが、あまりにも「仕方ないから水分補給は認めるけど、くれぐれも本は汚さないでくれよ」的なテイストだったので、う〜んと思ってしまいました。そのとき、自分は利用者側だったのですが、そういう「本のほうが大事」的な書き方をされると、やはり気分のいいものではないですね。そんな体験を反面教師に、水分補給のポスターを作成してみました。

始めにお断りしておきますと、英語は「英訳も添えたほうがいいですよ」くらいの意味で書いておりますので、スペルや文法につきましては、ご容赦いただければと思います。以下、作成する際に考えたことなどです。

  • 事細かにあれはいい、これはダメと書かない=読まれないものは書いても意味ないし、逆に書くことで情報が多くなり、読まれなくなるかもしれません。(小さい字で「書架には持ち込まないでね」ぐらいは書いてもいいかもしれません。)
  • 図書館の都合で書かず、あくまで利用者目線で書く。まごころを利用者に。
  • 相変わらず日本語で表す見出しは難しい。日本語だけだといまいち締まらなかったけど、下に英訳を添えたら落ち着いた。英訳を併記することにはそういう効果もあるのかな〜と。
  • 鳥かわいい。

正直自分は、紙パックだろうと缶だろうと(缶は微妙か)、こぼすのはレアケースだと思うので、レアケースにあわせなくてもいいんではないかなぁと思ったりしますが、りすくまねじめんとがなっていない考え方なんですかね〜。
それでは。