新入生ガイダンスの代わりに公開されている動画をまとめようかなと思って、土曜の朝からいろいろと観ていたのですが、たくさんありすぎて、これはまとめるのは無理だねと思いましたので、ちょっと切り口を変えて、このコロナ禍で休館中の大学図書館の様子が記録された動画を2つご紹介したいと思います。
国際基督教大学図書館
ICUぶらさんぽ×ICU図書館:郵送貸出ってどうしてるの?/ Bura-sampo×ICU Library:How staff offers the courier services?【Full】
一つ目はICUさんで、郵送貸出の業務の様子を図書館職員(と思われる方)が、ご紹介する動画です。
なかなかよそ様の業務の様子をみることはないので、「あ〜うちと同じ〜、あ〜ここは違う〜」と、とてもおもしろかったです。編集も凝っていて、すごいなぁと思います。
ICUさんというとFacebookの投稿がすごい活発、というイメージがあるのですが、最近、YouTubeチャンネルを開設されたようで、こちらの動画もそのチャンネルで公開されたものです。このYouTubeチャンネル、よくある「図書館の使い方」や「検索システムの使い方」といった動画だけではなく、「鬼滅の刃の記事をWeb OYAで探してみた」や「どうぶつの森の論文を検索してみた」といった、学生さんの興味を惹きそうな動画を作られていて、感嘆のため息しか出ないです。
愛知大学図書館
【不在の時間#11】図書館所蔵資料の郵送サービス 愛知大学豊橋キャンパスの様子 20200601
続いて愛知大学の豊橋図書館さんの動画です。
こちらもICUさんと同じく、郵送サービスの様子を紹介した動画なのですが、雰囲気はまったく違います。
セリフも音楽もなく、淡々と郵送サービスのピックアップ、貸出、配送といった作業がきれいな映像で映し出されていて、さながら上質なドキュメンタリーのようです(というか、まさにそうなのでしょう)。図書館ではなく、「愛知大学メディア芸術専攻」というチャンネルで公開されているので、作成もおそらくそちらの専攻の方なのかと思われます。
こちらは「不在の時間」というシリーズの一つとなっていて、このシリーズでは他にも、図書館の様子として、「【不在の時間#7】豊橋図書館 愛知大学豊橋キャンパスの様子 20200601」「【不在の時間#8】図書館と毛虫 愛知大学豊橋キャンパスの様子」といった動画が公開されています。
ちょっと図書館から離れてしまいますが、こちらの「メディア芸術専攻」さんのチャンネルで公開されていた、この動画がすごい好きです。
これらの動画の重要性は、あえてコメントするまでもなく、おわかりいただけるかと思うのですが、愛知大学さんの動画に書かれていたコメントが、まさにでしたので、引用させていただきたいと思います。
Masatoshi Shimono
「不在の時間」でも、本は読まれ続ける。そしてそれを支えるために働いてくれる人々がいる。どちらも尊いことだと思います。そしてそれを記録するという営みもまた。
お相手はやわらか図書館学でした。