やわらか図書館学

主に大学図書館のデザイン・広報に関するブログです。

やわらか図書館学はサン・ジョルディの日を応援します

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ホワイトデーに本を贈りたくなるかもしれない短歌とか書いてて「あれ?そういえば本をあげる日ってあったよね?」と思い、Google先生に聞いてみたところ、「あぁ、そうそうサン・ジョルディの日だ。」と。昔、職場の人に聞いたことありましたが、うちの相方が本を読まない人間なんで、全然習慣化することもなく、すっかり忘却の彼方に飛んでけバイバイでした。。

まぁ、サン・ジョルディの日の云われとかはウィキペディアに譲りますが、日本書店商業連合組合さんでは毎年4月23日をサン・ジョルディの日としてるみたいです。同組合のサイトでも「日本でも4月23日に本を贈るという知的でロマンチックな習慣は、現在、静かなブームになっています。」って他人事みたいに紹介されてました。

う〜ん、何でしょう、この他人事っぷり。書店さん、めちゃくちゃステークホルダーなのに、「あ〜、サン・ジョルディ?知ってますよ、パン屋さんでしょう?(サンジェルマン)」みたいな他人事っぷりじゃないですか。そんなんだから、ハロウィンとかいう何すればいいのかわかんないイベントが、ゴーリキーばりのゴリ押しで、市民権を得つつあるってのに、こんな何すればいいかわかりやすいサン・ジョルディの日が"静かなブーム"どまりなんだと。そもそも静かなブームって、マニアしか知らないと同義だし。恵方巻きとか普及しなくていいから、ジョルディさんとかゆるキャラ作って普及に努めてよ!

と、そんな憤りを感じてた今日一日だったんですが、よくよく考えると、このサン・ジョルディの日が普及しないのは我々図書館員にも責任あるなと。本に携わる以上、図書館もこのイベントをプッシュしていかなきゃいけないんじゃないか、むしろ他人事だと思い込んでたのは自分たちなんじゃないかと。そんな反省をしたわけです。

というわけで、やわらか図書館学では、これまでの無関心を反省して、これからサン・ジョルディの日までの一ヶ月とちょっと、サン・ジョルディの日を応援・プッシュするべくポスターとかキャッチコピーとかいろいろ考えていきたいと思っています。願わくばサン・ジョルディの日に本を贈る人が一人でも増えればいいなと。

まぁ、それはさておき、目下の悩みは、娘の中で今ヒットチャートナンバー1のルルロロの絵本(『ジャッキーのいもうと』)を、昨日のホワイトデーにもうプレゼントしてしまったので、サン・ジョルディの日には、何をあげればいいのかと‥。一ヶ月頭を悩ませたいと思います。

 

 

というわけで、とりあえず今日のところはここまで。

それではでは。

 

参考