タイトルはエイプリルフールです。すみません。
本のプレゼントは、贈られる人の趣味、読書経験や、贈る人と贈られる人の関係にもよると思うので、すべての人のプレゼントにおすすめの本をあげるのは難しいかと思います。
と、これで終わってしまうと、 ただのいじわるになってしまうので、お役に立つかわかりませんが、自分がプレゼントの本を選ぶときに意識していることについて書きたいと思います。
本屋さんで探す
人にプレゼントする本はネットではなく、やっぱり本屋さんで探したいです。
もちろん自分が読んだことがある本を贈るのがベストだと思いますし、そうであれば、ネットでその本を注文するのもアリだと思いますが、なかなか自分が読んだことがある本が相手の趣味にマッチするというケースも少ないかと思います。
そういうとき「ネットの書評でなんか良さそう」という本よりも、本屋さんで実際に中を見てみて「これはいい!」と思える本を贈るほうがずっと素敵だと思います。
本屋さん、平積みの本をながめてまわってるだけで楽しいです。
小説にこだわらないで探す
これはちょっと確かなところはなんとも言えないのですが、本をあまり読まない人とお話をしていると「本=小説(文学)」というイメージが強いように思います。
実際、本屋さんに行くとわかりますが、「小説」というのはいろいろな本のなかの一部で、他にもスポーツに関する本だとか、旅行に関する本、アイドルに関する本など、いろいろな本があります。
ですので、プレゼントに選ぶ本も、小説にこだわらずに、サッカーが好きな人ならサッカー選手が書いたエッセイ、旅行が好きなら旅先について書かれた本や写真集、カバディが好きならカバディの漫画とか自由に選んでいいと思います。
たぶん本って、どんな趣味でも、それに関した本があると思います。
相手8、自分2くらいで探す
自分の趣味を押し付けるような本は論外だと思いますし、相手の趣味にあわせて選ぶのが大前提だと思いますが、あんまり自分の興味がない本を贈るのも楽しくないなぁと思います。
できれば相手の趣味にあっていて、かつ、自分もある程度内容に興味があって、贈った相手が読み終わったあと、本の感想を話しあえるような本がいいなぁと思います。
なかなかそれも難しいと思いますが、そういう本を探すのが、ある意味楽しいとも言えるかなぁと思います。
まとめ:相手のことを考える
ごにゃごにゃと書きましたが、実際、本屋さんに行ってプレゼントの本を探していると、それが真剣であればあるほど、思った以上に難しく、思った以上に相手のことを考えてるということに気づきます。
年間の新刊発行部数が数万冊という時代ですから、その中から相手の好みにあっていて、自分も贈りたいと思う本を探すことはなかなか難儀なことと思います。
それでもやっぱり、本というプレゼントは、そんな中から選ぶからこそ、とっても創造的で相手のことを想った素敵なプレゼントだなぁと思います。
そんな素敵なプレゼントが気兼ねなく行えるサン・ジョルディの日。
ぜひみなさんも4月23日にむけてプレゼントの用意をしていただけたらなぁと思います。
ありがとうございました。