皆様あけおメリープ。
新年最初の記事ということで、年明けに読んで素晴らしかったデザインに関する本をご紹介したいと思います。
こちらの本です。
伝わるデザインの基本 よい資料を作るためのレイアウトのルール
- 作者: 高橋佑磨,片山なつ
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2014/07/03
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログ (5件) を見る
タイトルを見てピンと来た方はかなりの通の方だと思いますが、こちらの本は、「デザインを学ぶために参考になるサイト○○選」など、デザイン関係のサイトが紹介される時、必ずといっていいほど紹介されている「伝わるデザイン」というサイトが書籍化されたものです。
サイトと同様、きれいに見える余白の取り方や、うるさくなりすぎない強調の仕方、見やすい情報のまとめ方など、きれいな資料を作るための基本テクニックがとてもわかりやすくまとめられています。サイトと本を見比べていないので、内容に違いがあるかは、わからないのですが、参考にしたい時にパッと手に取れるというだけで、個人的には書籍化万歳です。
WordやPowerPointなどの普通のソフトで資料を作るコツが紹介されているので、ポスターやチラシなどだけではなく、一般的な書類やプレゼン資料の作成にも効果てきめんです。最近では、そういった資料作成に関わらない人のほうが少ないと思いますので、自分の知り合いに新社会人1年生がいたらプレゼントに贈ってあげたいくらいオススメです。(というか、職場で配りたいぐらいです。)
自分の中でデザイン本のバイブルといえば「ノンデザイナーズ・デザインブック」だったのですが、こちらの本はそちらをふまえてより実践的にという感じなので、どちらもあわせて読みたい一冊です。(「ノンデザイナーズ・デザインブック」はこの本の参考文献にもあがっています。)
たまたま大学の生協で見つけて購入したのですが、この本に出会えたのはラッキーでした。やっぱり本屋さんにはセレンディピティがあふれています。よろしければ皆さんも手に取ってみてください。
それでは、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
参考
-
「ノンデザイナーズ・デザインブック」Robin Williams著, 吉川典秀訳, 毎日コミュニケーションズ, 2008
- ヘッダー | Design book proposal thru Wordle | Flickr - Photo Sharing!