やわらか図書館学

主に大学図書館のデザイン・広報に関するブログです。

大学図書館公式LINE@アカウントについての雑感

 

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家族でLINEを使うようになったのをきっかけに、大学図書館の公式LINE@アカウントをフォローさせていただき、数ヶ月間ユーザーとして使ってみたので、その雑感を記したいと思います。

なお、あくまで家族との連絡ぐらいにしかLINEを使わないぐらいのライトユーザーが、大学図書館もフォローした場合の感想なので、現役バリバリな学生さんの使用感とは、超えられない壁があることが前提です。

LINE@アカウントを開設している大学

LINE@を「大学 図書館」で検索しただけなので、もしかして他にもあるかもしれません。

メッセージ配信はかなりちゃんと見る

LINE@では、友達追加してくれたユーザー全員にメッセージを送る「メッセージ配信」機能があるようなのですが、これで送信されてきたメッセージは、通知画面にも表示されるので、結構ちゃんと見られる確率が高いように思います。

TwitterやFacebookの投稿は、ユーザーが見る前にタイムラインを流れてしまうことも多いので、それらよりもユーザーの目に触れる確率はかなり高いかと。

ただ、通知が出る分、回数が多いとウザがられて、通知オフ、最悪友達解除なんてこともあるように思うので、本当にユーザーに知ってほしい情報(緊急閉館とか)を厳選して使用するのがいいのかなぁという印象です。

タイムラインはあんまり見ない(気がする)

上のメッセージ配信とは別に、ユーザーのタイムラインに配信される「投稿」機能もあるのですが、これは、少なくとも自分は全然LINEのタイムラインを見ないので、なかなか目につきにくいのではないかという印象です。(最初に書いたようにあくまで自分の利用経験での話です)

そもそもタイムラインというものがあることに気づいたのが最近ですので、メッセージ配信が来ない大学さんは、もう運用やめたのかなぁなどと思ってました。(すいません)

メッセージは短いほうが良さげ

というわけで、個人的には、もしLINE@アカウントを開設するとしたら、メッセージ配信が中心となるのかなぁなどと思ってますが、このメッセージ、自分がiPhone5というのもあるのですが、表示される領域が狭く、1行の文字数も短いため、ちょっと長文になるとダーっと縦に長くなってしまい、読む前に辟易してしまいます。

なので、伝えたいことに要点を絞ったパッと短いメッセージの方が、ユーザーの印象はいいのかなぁなどと思います。

自動応答機能は何か使い道がありそう

LINEの独特な機能として、ユーザーから所定のメッセージが来た時に、自動で決められたメッセージを返信する自動応答機能があるようです。

例えば、「開館日」とかメッセージが送られてきたら、その月の開館カレンダーを返すとか、なにか工夫次第で色々できそうな可能性を秘めてるように思います。

共立女子大学・短期大学さんではこの機能を利用して、図書館クイズを出されていて素敵です。

まとめ 

というわけで、非常に浅瀬な感想をまとめてみましたが、現段階での印象としては、TwitterやFacebookのような利用者とのコミュニケーションというよりも、お知らせ的な位置づけになるのかなぁという感じです。(自分のファーストインプレッションはよく外れます。)

大学生のメインである10代、20代のLINEの利用率は圧倒的なので(参考リンク参照)、うまく使えるといいなぁと思います。

まぁ実際に管理者側に回ってみると、また違った感想になる気もするので、匿名性が保たれてるようであれば、自分もお試しでLINE@アカウント、作ってみようかなぁとかも考えてます。

ありがとうございました。

参考

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