やわらか図書館学

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RDMトレーニングツールの感想

 

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コイキングを育てるのにも飽きはじめてきた仕事帰りの電車の中、研究データ管理(Research Data Management)トレーニングツールを読みました。

  • スクリプトを中心にざっと目を通して30〜40分でした。
  • これまでにも何回かフォーラム等でお話を伺ったことはあるものの、研究データ管理についてあまりピンとはきてなかったのですが、思ってた以上に腑に落ちました。自分は何かしら疑問を感じてるものについての説明は、その疑問が解消しないとなかなか頭に入ってこないことが多いのですが、これは不思議とスルスル納得しながら読み進められました。
  • 資料がものすごくよくできているだけに「研究者が自分でこの資料見れば、自身で研究データ管理できるようになるのでは」と思って読み進めてましたが、7章まで行って「あぁ、機関にはこういうことを求めてたのか」ということがよくわかりました。
  • 今、文献管理や情報リテラシー教育で図書館が果たしている役割と同じような立ち位置に研究データ管理でもなっていきましょう、ということなんだと理解しました。その理解があってるかどうかはともかく、自分はそのビジョンで前よりも少し前向きに研究データ管理を捉えることができました。
  • というわけで、なんとなくのイメージはできたのですが、おそらく一般的には図書館と研究データに関わりがあると思われていないなか、実際にどうやって関わっていくのか、あるいは関わっていくべきなのか、ということはもう少し考えたいなと思いました。
  • 今話題のセンシティブデータについての説明もありました。

浅い感想ですが、ファーストインプレッションは以上です。

ありがとうございました。

参考

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