やわらか図書館学

主に大学図書館のデザイン・広報に関するブログです。

ChatGPTで「オープンサイエンス時代における大学図書館の在り方検討部会 審議のまとめ(案) 」を要約してみる

AIチャットサービスChatGPTを利用して、「オープンサイエンス時代における大学図書館の在り方検討部会」による審議のまとめ(案)を要約してみました。

ChatGPTの機能の検証と内容のざっくりとした理解のために実験してみたものになります。正確な理解のためには元文書を参照してください。重要な文書となるかと思いますので、元文書を参照するためのきっかけになれば幸いです。

文部科学省ウェブサイト利用規約」にて文部科学省ウェブサイトのコンテンツは、複製、公衆送信、翻訳・変形等の翻案等、自由に利用できると定められていることに基づいて要約を公開していますが、問題があれば削除します。

要約

「オープンサイエンス時代における大学図書館の在り方検討部会 審議のまとめ(案)」(文部科学省) (https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu29/004/siryo/mext_00008.html)を加工して作成

1.はじめに

大学図書館は、教育や研究を支援するために存在し、情報やデータ、知識の発見を可能にすると同時に、アクセスを保証している。

図書館はこれまで、学術情報システム構想や電子図書館的機能の実現、学術情報流通基盤の整備などに取り組んできた。

最近では、データ駆動型研究の推進が求められ、オープン・アンド・クローズ戦略に基づく研究データの管理・利活用が注目されている。

大学図書館職員も、分野ごとのデータの取り扱いや特性の違いを理解する必要がある。

また、新型コロナウイルス感染症の影響により、大学図書館は、物理的なアクセスの制限が教育に与える影響について検討しつつ、オンラインでの情報提供やサービスを提供することが求められている。

2.オープンサイエンス時代における大学図書館の在り方について

デジタル・トランスフォーメーション(DX)が、教育・研究現場に大きな影響を与えている。

大学図書館においても、研究データの管理・公開、利用者本位の教育・学習リソースの提供など、大きな変革が必要とされている。

また、大学図書館が学内の連携体制の中でどのような役割を果たすかも重要である。

今後、大学図書館は「デジタル・ライブラリー」としての役割が求められ、コンテンツ・サービス、それを提供する場、人材育成、連携の4つの側面から、具体的方策を検討していく必要がある。

2030年度までに、これらを実現し、大学図書館の本質を具現化することが求められる。

(1) 大学図書館に必要な教育・研究支援機能やサービス
  • 大学図書館は、コンテンツのデジタル化とオープン化を進め、利用者志向のサービスを提供する。
  • 大学図書館は、国立国会図書館のデジタル化を中核に、日本語蔵書のデジタル化を進め、「ナショナル・デジタル・アーカイブ」基盤を構築する。
  • 大学図書館は、学術論文等のオープン化を積極的に推進し、永続的に公開できるよう適切な対応を行う。
  • 大学図書館は、研究データの発見可能性を高めるために関係部署と連携・協力し、研究のライフサイクル全体を視野に入れた取組を行う。
(2) 情報科学技術と大学図書館の「場」としての活用方法
  • 大学図書館を物理的な場にとらわれないデジタル・ライブラリーの実現を目指すため、「ライブラリ・スキーマ」を明確にし、教育・研究のコンテクストを踏まえて利用者のニーズを整理・再検討し、最適な環境を構築する必要がある。
  • 大学全体で、大学図書館が担当してきた学修環境整備に関する既存業務について、改めて検討する。
(3) 必要な人材について
  • 大学図書館職員の知識やスキルを整理し、新たな認定制度を構築することで能力開発を促進し、業務の再構築を目指す。
  • 大学全体における人的資源配分の見直しとともに、大学図書館の役割を明確にし、組織体制と人的資源配分を見直す。
  • 今後は研究データの管理にも携わり、学問の在り方や研究のライフサイクルを理解し、適切な支援を行っていく。
(4) 大学図書館間の効果的な連携方法
  • 多数の大学図書館が協力して「コンソーシアム」を形成し、相互運用による連携を行う。
  • 「デジタル・ライブラリー」構想における共通の課題について、国が設置した場で検討し、新たな支援方策を検討する。

3. むすびに

大学図書館は、学術情報の体系的な収集、蓄積、公開、大学における教育・研究に対する支援などの役割・機能を担い、今やDXやオープンサイエンスの潮流の中で、研究データや教材の管理・サービス提供が求められています。

これからの「デジタル・ライブラリー」は、学術情報の更なる充実や流通促進が図られ、大学全体の教育・研究の活性化につながることが期待されています。

大学図書館が主体となって先導することが期待される他、複数の大学図書館が連携・協力するモデルケースを定め、国からの支援を得て、その成果を共有する仕組みを構築する必要があります。

各大学図書館は、2030年度を目途に上記4つの項目について検討・検証し、優先的に扱うべき課題から取り組んでいくことが必要です。

(要約ここまで)

 

お相手は、やわらか図書館学でした。

参考

www.mext.go.jp

www.mext.go.jp

delaymania.com