参加された方も多いのではないかと思いますが、今週の10日〜12日は図書館総合展でした。
自分も1日だけですが、横浜に赴くことができ、フォーラムやブース、ポスター展示など楽しませていただきました。
そんなわけでとても勉強になった総合展なのですが、自分は記憶力が怪しく、せっかく見聞きしたこともすぐに忘れてしまうため、印象に残ったことを記録したいと思います。(あくまで自分の理解なので、間違っていましたら申し訳ございません。)
ポスター展示
あんまり時間がなかったため、ざざっと見た程度なのですが、下記の3つが特に印象に残りました。
図書館インターンシップ:知識と興味を活かして実践力を磨く(武庫川女子大学附属図書館)
子供が犬に「読み聞かせ」を行う「R.E.A.D.プログラム」というものが紹介されていました。
犬に読み聞かせっておもしろいなぁとお話を伺ったところ、人に読み聞かせをするよりも、じっと聞いてくれるワンちゃんに読み聞かせをするほうが、緊張しなくて子供達の自信にもつながるということのようです。
わんわん達、じっと聞いていられるものなのかなぁと思ったのですが、専門に訓練されたセラピードッグなワンちゃん達とのこと。アメリカではアニマルセラピーとしても行われているということで、そういうものがあることを全然知らなかったので勉強になりました。
http://www.libraryfair.jp/poster/2015/1510
図書館のデータベースを活用したコンテスト形式による情報リテラシー教育の可能性 ─主体性の育成と授業との連携を踏まえた学修支援をめざして─(青山学院大学・女子短期大学図書館「『情報の検索と表現』コンテスト」プロジェクト)
学生さんが、図書館のデータベースを使って調べた情報を一枚のポスターにまとめて発表するという「情報の検索と表現」コンテストが紹介されていました。
コンテストの受賞作品のポスターがいくつか紹介されていたのですが、どれもクオリティが高く素敵でした。授業の中では表現方法についての講義もあるようで、情報の検索よりもむしろそっちに興味があるなぁと。
おそらく総合展初日の仁上先生のフォーラムの中で、このコンテストについて詳しく事例紹介があったのかと思うので、そちらに参加できなかったことが悔やまれました。
http://www.libraryfair.jp/poster/2015/1452
東京大学新図書館計画と課題検討グループの活動
マンガ調のポスターがとても素敵だったので、図書館の職員さんが作ったんですかぁ、と伺ったところ、新図書館計画に参加されている先生がデザインされたとのこと。素敵です。
東京大学の新図書館計画はウェブサイトも素敵ですよね。
ポスターの中身も図書館職員の方々のやる気を感じる内容で、見ていて元気になりました。
(続き)今回のテーマは「できることからやってみた!」職員からのボトムアップストーリーです。このあとが気になる方は、ぜひ会場に足をお運びください。#図書館総合展 pic.twitter.com/pomgoMeFMb
— 東京大学新図書館計画 (@UTokyoNewLib) 2015年11月11日
http://www.libraryfair.jp/poster/2015/1495
図書館キャラクターグランプリ
- 近畿大学さんからマグロスキーのクリアファイルをいただきました。どこで投票をするのかよくわからず投票できなかったので、この場を借りて御礼申し上げます。マグロスキーめっちゃかわいい。
- 神戸大学附属図書館さんの「うりこ」の紹介ポスターがとっても綺麗でした。先日のラーコモラボ通信にも書かれておりましたが、元々デザイナーだった方が携われているということで、やっぱりすごいなぁと。
- 全然存在をしらなかったのですが、地元の公共図書館のキャラクターが紹介されていて、しかもそれが意外とかわいく、なんだかうれしい気持ちになりました。
寸感(こなみ感)
- 昨年はアクティブラーニング一色という印象だったのですが、今年はだいぶ落ち着いたようでした。
- ペッパーめっちゃいた。
その他、ブースのほうでは、読書通帳機で貸出履歴がどういう風に扱われているのかということを伺えたり、マジックツリーハウスという児童書がとても人気だということを知れたりと、とても楽しく勉強になる1日でした。
主催関係者の方々や出展者の方々、当日お話をうかがわせていただいた皆様に御礼申し上げます。
ありがとうございました。
参考
- 図書館総合展 | 図書館とともに進める まち・教育・情報の未来
- 近畿大学中央図書館_マグロスキーの紹介
- アイキャッチ:Photo by Pexels · Free high quality stock photos