ふと武雄市図書館のウェブサイトを見てみたら、思いのほか素敵だったので、自分がいいなと思ったところを、まとめたいと思います。
スッキリとしたトップページ
図書館のウェブサイトというと、トップページにたくさんの情報が表示されているサイトが多いイメージですが、武雄市図書館のトップページはスッキリとしていて新鮮な印象です。
「さすがに開館カレンダーくらいはあったほうがいいんじゃないかなぁ」と思いましたが、年中無休で毎日9時から19時まで開館なんですね。それは確かにカレンダーを出したら冗長だなと。
使われている写真やロゴも素敵です。
システム部分まで統一されたデザイン
ウェブサイト内の各ページはもとより、OPACやマイページといったシステム的なページまでデザインが統一されているのがいいなぁと思いました。
自分も多くのウェブサイトを知っているわけではないですが、OPACなどのシステム的なページはそのシステム固有の画面でトップページとは違うデザインというウェブサイトが多いような気がします。
子供にわかりやすい子供用ページ
「こどもとしょかん」という子供用のページが用意されていて、そちらでは説明の表現が簡易になっていたり、画面がカラフルで楽しい雰囲気だったりと、子供にも使いやすく、親しみをもってもらえそうな雰囲気です。
以前に別の図書館で見たこども用OPACなんて、表示がひらがなになってるだけで著者名検索のフィールド名に「へんちょしゃ」とか書いてあったりしたんで。。
その他気づいたことなど
- 館内がストリートビューで見れます。
- スマホ用ページも綺麗です。
- お知らせの表記が、大人用のお知らせは「お知らせ、イベント」、子供用のお知らせは「おしらせ、いべんと」と使い分けられてます。
- トップページのメニューに使われている画像が緩い(にじんでる)気がします。(ratinaに最適化してる?)
- ドメインにepochal(=画期的)とあります。
まとめ
あえて武雄市のことに触れるのも逆張りっぽくてどうかなと思いましたが、本当に素敵なサイトなので、いろいろと学べるところが多いかなと思い、まとめてみました。
「おまけ」で都内の素敵な公共図書館のサイトをご紹介していますが、そういうところとも違った雰囲気だなという印象です。一般的な図書館サイトとは違うポリシーで作られている気がするので、願わくばどういう作成過程なのか(どういう人がウェブ業者との折衝を行ったのか)知りたいなと思いました。
おまけ
比較として参照した都内の公共図書館のウェブサイトの中で、素敵だと思ったサイトをご紹介します。
狙った訳ではないのに、どのサイトもヘッダーにメニューがあって、その下3カラムという構成です。この形式が図書館サイトのスタンダードなんですかね。
東京都立図書館
中央区立図書館
狛江市立図書館
多摩市立図書館
参考
- http://www.epochal.city.takeo.lg.jp/winj/opac/top.do
- 東京都立図書館 都内公立図書館一覧|東京都立図書館
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