年に一度の(自分の)お楽しみがやってきました。
- 説明
- 小樽商科大学附属図書館
- 関西学院大学図書館
- 公立諏訪東京理科大学図書館
- 芝浦工業大学図書館
- 共立女子大学・短期大学図書館
- 同志社女子大学図書館
- 成安造形大学図書館
- 大阪商業大学図書館
- 立命館大学図書館
- 奈良先端科学技術大学院大学附属図書館
- 感想
- 参考
説明
- 東京工業大学様の大学図書館のウェブサイト一覧に掲載された700超のサイトの中から選んでいます。(過去に選んだものは対象外)
- 選出基準は「きれいな配色・タイポ・レイアウト」です。
小樽商科大学附属図書館
今年を象徴するサイトといっていいと思います。モバイルファーストでワンカラムなサイトはたくさんありましたが、その中でも一番海外っぽくてかっこよかったです。大学サイトと同じテーマを使っているようです。
関西学院大学図書館
蔵書検索もわかりやすいですし、お知らせ欄もスッキリとしていて読みやすく、全体的にレイアウトがとても綺麗です。
公立諏訪東京理科大学図書館
ちょっと微妙な幅でスクリーンショットを取ってしまいましたが、グリーンで綺麗にまとまっています。
余談ですが、開館カレンダーにWordPressのAll-in-One Event Calendarを使われていると思うんですが、こんなに綺麗に表示できるんですね。
芝浦工業大学図書館
テケテーンとカッティングギターが聞こえてきそうな、というのは冗談ですが、こういうヒーロー画像は珍しいですね。芝浦工大さんは「"リケジョ"の楽園」なんて記事が数日前にありましたが、こういうところに表れているんでしょうか。
もちろんヒーロー画像以外も申し分なく綺麗です。
共立女子大学・短期大学図書館
毎週、LINEでお知らせが送られてくる共立女子大学・短期大学さん。
ヒーロー画像が綺麗というのもありますが、各メニューの下位ページの文章のレイアウトもすごい綺麗で読みやすいです。Noto Sansだからというのもありますが、やっぱり見出しとか各要素のマージンとかがきちんとしている感あります。
同志社女子大学図書館
スッキリしていて、配色も綺麗で透明感があります。
こちらも下位ページの見出しが素敵ですね。今まであまり下位ページを見てきませんでしたが、トップが綺麗なサイトはやっぱり下位ページも綺麗です。
成安造形大学図書館
モノクロでも綺麗にレイアウトされると、こんなに読みやすく素敵になるといういい見本です*1。ヒラギノなので、Windowsで見ると、もしかすると印象が違うかもですが。
大阪商業大学図書館
各メニューのボックスも格好良く、とても見やすいです。
今年はそればっかり言ってますが、こちらも見出しがいいです。First Letterを大きくするのってこんなに格好いいんだぁと。
立命館大学図書館
「SERVICE」「RECOMMEND」の見出しがかっこいいです。英語ページを参照しようとしたところ、機械翻訳を使っているらしく、その旨、注意書きが表示されました。親切。
奈良先端科学技術大学院大学附属図書館
配色が好みということもありますが、トップページに貸出ランキングなど電子資料のアクセスランキングなど珍しい項目が置かれています。
WebCat Plus以来で「自然語検索」を見ました。すごいですね。
感想
- 特に意識したわけではないんですが、選ばせていただいたのは、ほぼ全部モバイルファーストなサイトでした。ここでご紹介していないサイトでもたくさんあり、どんどん増えている印象です。
- モバイルファーストなサイトが増えたのは、単純にCMSのそういうテーマが使われることが増えたということかもしれません。あとは大学のサイトと同じテーマを使用している例が増えたということも関係しているかも。変にゼロからこういう風にしたいとか絵を書くよりも、既存の綺麗なテーマを使ったほうが、結果的にはいいサイトができるのかもしれませんね。
- ヒーロー画像に、学生一人バーン!というサイトを少なからず見かけました。特にそれがどうこうというわけではないのですが、図書館の「顔」となるWebサイトのイメージを一人の学生に寄託するって、結構勇気がいりそうな気がします。
- お知らせやトピックのサムネイルを表示しているサイトも多かったのですが、ちゃんとそれ用の綺麗な画像を用意しないと、イメージを損ねるので難しいなと思いました。
- なんか去年の私が、「綺麗なサイトが多いので、新しくサイトを作るとき「こういう感じで」と伝えれば、割と狙った感じのサイトが作っていただけそうな気がします。」とか書いてますが、甘いですね。
参考
*1:超どうでもいいことですが、こういう「いい見本」という言葉を使うたび、フリーザが最終形態に変身した時のピッコロのセリフが頭をよぎります。