やわらか図書館学

主に大学図書館のデザイン・広報に関するブログです。

分類計算ドリルを作ってみました

 

f:id:Katharine_15:20160201214432p:plain

 

問. それぞれの件名を日本十進分類法の分類番号に置き換えたとき、式が成り立たないものが1つずつあるので、探してください

1)レベル:★☆☆

  1. 哲学 + 社会科学 = 自然科学
  2. 言語 - 芸術 = 哲学
  3. 哲学 + 自然科学 = 芸術
  4. 文学 - 技術 = 自然科学

2)レベル:★☆☆

  1. 産業 + 歴史 = 社会科学
  2. 言語 - 自然科学 = 自然科学
  3. 産業 - 総記 = 産業
  4. 言語 + 哲学 = 文学

3)レベル:★★☆

  1. 日本史 + 統計 = 金属工学
  2. 数学 + 植物学 = ロシア語
  3. 日本文学 - 日本語 = 哲学
  4. 通信事業 +アフリカ史  = 伝記

4)レベル:★★☆

  1. 建築学 + 心理学 = 水産業
  2. 東洋思想 + 農業 = 民俗学
  3. 教育 + 数学 = スポーツ
  4. イタリア文学 - 電気工学 = 化学

5)レベル:★★★

  1. 図書の販売 + 人間学 = ロシア哲学
  2. 囲碁 - 月 = 地方財政
  3. グラフィックデザイン - 幾何学 = 鳥類 
  4. 鉄道工学 + 武士道 = 商業史

6)レベル:★★★

  1. 写真集 + 図書  = 博物館
  2. 育児 - 薬学 = 哲学
  3. 歌舞伎 - 超心理学 = 花卉園芸
  4. 測量 + 道教 = 貿易

作っているときに考えたことなど

  • 分類の細かさ(区分)によってレベルを変えていますが、どれも100番台(類目)の計算だけで答えがわかるよう、微妙な間違いではなく、大胆な間違いにしています。分類表とにらめっこして細かな間違いを見つけるよりも、「この分類は何類かな〜?」と気軽に推測するだけでわかるほうが楽しいかなぁと思ったので。
  • 「この分類って〜類だったんだぁ」という意外性や「言葉の組み合わせに妙がある式が成り立つ」面白さを出したいと思ったんですが、結構難しかったです。
  • 一応、注意したつもりですが、もし間違いあったらゴメンなさい。

ありがとうございました。

参考

この記事と関係があるエントリー

yawatosho.hateblo.jp

yawatosho.hateblo.jp