OPACの検索条件を選択する際などに使われる「チェックボックス」について、ふだんは意識しないけど、一度意識しちゃうと気になっちゃってしかたがないわ、ということについて書こうと思います。
例えば以下のように何もチェックをつけてない状態で検索をすると、
すべての種別の資料がヒットします。普通です。
で、次に以下のように「図書」にチェックボックスをつけた状態で検索すると、
種別が「図書」の資料しかヒットしません。これもまぁ普通の動きですが‥。
これよく考えると少し不思議(SF)で、チェックをつける前とあとで、チェックのついてないボックスのほうの意味が変わっちゃってるんですよね。
チェックをつけることで、チェックをしてない側が影響を受けるというミステリー。クエリに条件を加えてるんだと思えば、理性としては納得できるんですが、直感には反してるなぁと。。最初はみんな平等だったのに、一人を意識しだしたら他の子はもう見えないみたいな。周りの子は何も悪くないのに。
というわけで、こういう風に「すべて」というチェックボックスが用意されていて、個別にチェックをいれると「すべて」のチェックが外れる*1とか、
あるいは最初に全部(ないしは一部に)チェックがついていていらないのは外す、
みたいなのがいいなーと思う今日この頃です。いまざっとみたら京大さんのOPACは前者、国立国会図書館のNDL Searchは後者みたいですね。
うちのところのシステムもこのへんグダグダなので、どうこう言える立場じゃありませんが、結構前から気になってたので書いておきたいなぁと思った次第です。
ありがとうございました。
参考
- スクリーンショット作成の参考:BootstrapのUIキット「Flat UI」がオシャレでオススメな件 | vdeep
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アイキャッチ: Free stock photos · Pexels
*1:これもチェックがついてない項目の意味が変わってるように思えますが、個別の条件ではなく「すべて」でヒットしてると考えると意味は変わらない。