やわらか図書館学

主に大学図書館のデザイン・広報に関するブログです。

AIが生成する幻想的な図書館風景

画像生成AI「Stable Diffusion」が公開され、誰でも自由にAIを使った画像生成が行えるということでしたので、早速試してみました。

多少の試行錯誤は必要ですが、言葉を指定するだけで、それにあった画像を生成してくれるので、普通にはありえないような幻想的な図書館風景の画像が大量に生成できました。

まずは比較的現実的な森の中の図書館。

続いて宇宙に飛んで月面の図書館。

こちらは自分の趣味丸出しの海に沈んだ図書館。鯨が好きなのでwhaleも指定しました。

メカメカしい画像を生成するキーワードを拾ったため、サイバーな感じの画像を多数。

個人的にツボにハマったのが、このヒューマノイドっぽいライブラリアン。かっこいいです。

最後にちょっと趣向を変えてパリピな図書館。

イメージを思いついては、それでどんな画像が生成されるのかが楽しみで、ひたすらいろいろ試しているとどんどんと時間が過ぎています。

こんな恐竜に荒らされる図書館の画像なんかも作成できて、むしろどんな風景を生成させるか、という想像力を試されている気すらします。

ひとたび気に入った画像が生成されるキーワードを見つけると、その画風で無限に画像が生成されていくので、Twitterにあげたはほんの一部で、実際にはこの数十倍の画像を生成しています。とてつもなく楽しいです。久しぶりにパソコンいじっていて楽しいと思いました。

導入の仕方

上の画像を見て「やってみたい」と思ってくださる方もいらっしゃるかもしれないので、自分が参考にした記事をご紹介します。

gigazine.net

Google Colabというウェブ上でPythonを実行できるツール上で、「Stable Diffusion」を走らせるということなんでしょうか。正直手順に従ってコピペしていっただけなので、全く理解していません。

Google Colabは有料のほうがハイスペックで使えるということなので、画像生成の時間を少しでも短縮するため、自分は速攻で課金しました。1枚の生成が17秒程度です。

 

今は非日常な図書館画像を生成するのが楽しくて仕方ないので、まだあまり手をつけていませんが、おそらくポスターとか広報画像を作成する際の素材の生成にも役立てるのだろうなぁという気がしています。

日々、情報がアップデートされて、できることが増えていっている(例えばラフ画から精緻な画像を生成したりなど)ようなので、今後はそちらも試していきたいです。

お相手はやわらか図書館学でした。