アクティブ・ラーニング全盛期ということで、いまや多くの大学がラーニングコモンズを構えて、静的な学習空間だけでなく、アクティブな学習空間も提供しようとしています。
その是非はとりあえす置いておくとして、図書館としてはそういった"これまでの図書館イメージ"からの転換を図ろうとする流れがあるのかと思いますが、図書館外の学生さんなどから見たイメージはどうなんでしょう。
そういったことを考えた時、図書館のウェブサイトの印象って図書館が与えるイメージに結構影響するんじゃないかなぁ、サイトのトップにディスカッションしてる学生さんの画像が出てたりしてたら「図書館、こういう使い方推しなのかぁ」と思ってもらえるんじゃないかなぁ、などと思い、そういうアクティブ・ラーニングっぽい雰囲気のウェブサイトを探してみました。
慶応義塾大学理工学メディアセンター
甲子園大学
中央大学
法政大学図書館
立命館大学図書館
例のごとく、大学図書館ウェブサイトの一覧を見ながら探してみたのですが、ラーニング・コモンズではなく、あくまで大学図書館のサイトとして調べたせいか、思ったよりも該当するサイトが少ないなぁというのが正直な感想です。ただ、ここでご紹介したサイトを見てみても、やっぱり、書架の写真が全面に出てきているような他の大学のサイトとは違った印象を受けるなぁと思います。
個人的には、甲子園大学さんのサイトで使われているような写真が、ドカーンとヘッダーに使われてたりすると、アクティブ・ラーニングっぽい感じなのかなぁと思います。
ちなみに自分のイメージにピンズドなのは名古屋大学さんのラーコモのサイトです。(下記は建物の写真ですが数秒間で切り替わります。)
特にアクティブな印象をあたえることがいいことというわけではありませんが、利用者さんに与えたいイメージに沿って、Webサイトの画像(もちろん色やフォントなども)などを工夫するといいのではないかなぁと思いました。
それではでは。
参考
- 全国大学図書館HP(東京工業大学附属図書館) 全国大学図書館 | 東京工業大学附属図書館
- サムネイル作成 HeartRails Capture | サムネイル画像/PDF ファイル作成サービス