おぼえていますか、あなたと図書館が出会った時を。(マクロス)
自分の図書館との出会いは、忘れもしない幼稚園のときです。
母に連れられて図書館に入ると、自分の背よりも高い本棚に、あふれんばかりの本、本、本の洪水、そのあまりの本の量に圧倒されるとともに、なにか神聖なものに触れたかのようにドキドキし、まるで初めて海を見た少年のように目をキラキラとさせていました、というのは嘘で、実はまったく覚えていません。
本当にどんなに思い出そうとしても思い出せず「あれ?もしかして幼稚園のころ、図書館行ってない?」とか、ちょっと焦ったのですが、バーバパパとかアンパンマンとか、持ってなかったのに読んだ覚えがある本はたくさんあるので、たぶん忘れているだけでしょう。
小学校からは、母が公共図書館でパートをしていたこともあり、公共図書館もよく行きましたし、夏休み中、学校の図書室に行って誰もいない校舎にドキドキしたり、図書館員あるあるの図書委員もやっていました。
中学・高校生になっても、公共、学校ともに本を借りにいくということは、よくあったのですが、こうして思い返してみると、自習の場として使ったことは、全くと言っていいぐらい、なかったなぁと思います。
大学生になってもそれは変わらずで、レポートとかもぜんぶ家でやっていたので、今アクティブラーニングとか関わったりしてるくせに、自分てば本当に図書館で勉強するってイメージわかないなぁという感じです。
と、つい思い出話を語ってしまいましたが、こうして、たまに自分と図書館との関わり方を思い出してみると、お仕事で考える図書館像や利用者像が、自分の体験イメージに引っ張られてないか相対化できていいのではないかなぁと思いました。
図書館との出"愛・おぼえていますか?"
ありがとうございました。
参考
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