明日の学術情報基盤オープンフォーラムの予習にと、CiNii Dissertationsをさわってみたので、寸感をまとめてみたいと思います。
Articles!Books!ときて、Dissertationsだー!!
Articles、Booksと"A","B"ときたところに、意表をついてDissertationsの"D"!
"C"はCiNiiが、"C"だからいいんでしょうか。なんだか、Windows7、Windows8ときたところに、9を飛ばしてWindows10みたいなかっこよさがあります。
略称(?)のCiNii Dというのも、妙にハマっててカッコいい気がします。Sunny Dayっぽい。
私、CiNii補完計画の全容を知らないので、今後、どういうデータに広がっていくのかわからないのですが、id:kitoneさんの記事によると、研究データなどに広がっていくということなので、次の"E"は、Evidenceとか、ちょっと皮肉にEthicsとかどうでしょう。
とってもきれいな緑色と小粋な小技
CiNii ArticlesとBooksの色合いがとっても好きなのですが、Dissertationsもとてもきれいな緑色ですね。グリーンロードということで緑色なのかなぁとも思ったのですが、博士論文だからそれはあんまり関係ないですかね。
ちなみにこの緑色、微妙にグラデーションかかってるってご存知でしたか。自分は今「これ何色なんだろう」と思って、スポイトしてて初めて気づきました。
縦のグラデーションだと「モニターの加減かな」と気づきにくいので、横グラデーションで伸ばしてみるとこんな感じです。
この微妙なグラデーションが粋ですね。つい、もう少し知覚できるくらいに、とかやっちゃうところですが。
ちなみにArticlesとBooksはそれぞれこんな感じ。Articleの色、ほんと好きです。私、CiNii補完計画の全容を知らないのですが(2回目)、次の色も楽しみです。
いまCiNiiはMSPゴシックから解放された!
ArticlesとBooksは、フォントで"MS Pゴシック"が指定されていたのですが、Dissertationsからはその指定が外されているようなので、ブラウザ指定のフォントで表示されるようになっています。Windowsだといまメイリオは、デフォルトになったんでしたっけ。
"MS Pゴシック"もブラウザ上で見ている分には、そんなに嫌な感じしないのですが、メイリオと比べると、やっぱりメイリオのほうがいいですね〜。単純に見やすいですし。
そんなこんなで、Dissertatisonsは他の2つよりも、ちょっと素敵な外見です。
ちょっと話変わりますがOPACも、ほとんどの会社が"MS Pゴシック"のところ、自分が知っている中では一社だけメイリオなんですが、やっぱこっちがいいなぁと思ってしまいます。
2つの選択肢のインタフェースって難しいですね
Dissertationsでは「すべて」と「本文あり」が簡易な検索条件として指定できますが、この選択肢、今どちらの条件が指定されているかというのが、パッと見、ちょっとわかりづらいように見えました。
ArticlesやBooksは3つの選択肢からの選択だったので、残り2つに対しての1つで、どれが選ばれているかわかりやすかったのですが、2つの選択肢のうちのどちらか1つということになると識別が難しいなぁと。
そしてこれは、Dissertationsに限った話ではなく、世間一般に出まわっている他のアプリでも、2つの選択肢の選択って、どちらが選ばれているかわかりにくいなぁと思います。正直、今ここに挙げている3つの画像、どれもどちらが選択されているのか、もうわかりません。
*上から"CiNii Dissertations"、"リアルタイム検索"、"はてなブックマーク"
Dissertationsの場合は、ArticlesやBooksとの統一感があると思うので、他のインタフェースというのは難しいのかと思いますが、よく言われている「フラットがわかりづらい」ということに初めてちょっと納得しました。
まとめ
ということで、コンテンツにふれておらず、なんだかちょっと茶化しているように読めてしまうかもしれないのですが、ネーミングやサイトのデザインについても、担当された方の想いがこめられているものだと思いますので、そういうところに触れられた感想があってもいいのかなぁと思い(もし自分だったらうれしい。)、ちょっとした感想を書かせていただきました。不快に思われたら申し訳ありません。
ありがとうございました。