オンライン開催だった、今年の図書館総合展も11/30で終了しました。毎年、感想を書いているので、今年も書き残しておきたいと思います。
オンライン開催について
- 平日日中開催のオンラインのイベントは、個人的に興味があっても、仕事に関係してないイベントは参加しづらいので、意外と参加できませんでした。さりとて、土日が参加しやすいかというと、それはそれで日中は子供の相手をしたりとやることがあるので、意外と時間が確保しづらく、ままならなさを感じました。
- そういう意味では、アーカイブで動画を公開していただいているイベントは、とてもありがたかったです。散歩しながらや、電車に乗りながら、スマホで音だけ聞くだけでも楽しめるのが良いです。YouTubeだと倍速で聴けるのもまた良い。プレイリストはこちら。
- ブースやポスターセッションなどの個別のページについては、私は比較的見て回ったほうだと思うのですが、それでもやっぱりもともと知っているようなところのほうがページを開く機会が多く、例年の会場のようなセレンディピティは少ないなと思いました。ここはどうしても難しいですよね。
ポスターセッション出展について
- 1ヶ月間、毎日新しいポスターを公開する「30 Days Poster Challenge」という企画でポスターセッションに出展しました。
- はたしてこれは「ポスターセッション」と言えるのかという逡巡もなくはなかったのですが、春ごろにみた以下のツイートが、自分の中で呪いのようにこびりついていて、ただポスターを公開するだけだと墓場になる、という強迫観念があったことも、企画色が強い出展内容にした理由の一つです。
ウェブ学会はいいんだけど、ポスターのタイトルだけ5000件ぐらい一覧表示されても全然見れないし、どのポスターが盛り上がってるのかもわからないし、コメント機能ありますって言うけど誰もコメントしてないし、最悪だなこれ。5000チーム全員の労力が死んでる。墓場だ。
— Hetare_takumu (@Hetare_Takumu) 2020年6月25日 - そんなこともあって、総合展のウェブサイトに掲載していただくと、どのくらいアクセスがあるものなのかということに興味があったため、アクセス数をGoogle Analyticsで計測していたのですが、1ヶ月間のページビューは手元の数字だと2012PV（公式にいただいた数字では1844PV）でした。
- 日次のアクセス統計を見ると、やはりコア日である4~6日にアクセス数が多かったため、そのときにコンテンツが少なかったのは、企画の性質上仕方がなかったとはいえ、少し申し訳なかったなと思います。
- 逆にいうと、そこで興味を惹きつけられなかったということですので、ただ毎日更新するだけではなく、全部揃うと違う意味が生まれるとか、100ワニみたいな感じとか、もうひと工夫できるとよかったかなと思います。
- タイミングを逸してしまって、総合展のMLへの掲載依頼ができなかったのもミスでした。自分の行動を見ても、MLのPR文を見て興味を引かれることが多かったので。
- 途中まではSNSでの更新告知に画像をつけてなかったのですが、あまりに日次のアクセスが少なくて、このままだとせっかく作ったポスターがあまり見ていただけないと思い、アクセスよりも作ったものを見ていただくことを優先して、途中からはSNSの投稿にその日のポスター画像をつけることにしました。
- お題をリクエストしてもらうということを初めてやってみました。「期待に応えないと」という変な力の入り方をしてしまったりもしましたが、自分では普段は作らないようなものを作ることに繋がったので、とてもよかったと思います。リクエストいただいたみなさま、改めてありがとうございました。
- アンケートも多くの方にご回答をいただきまして、ありがとうございました。自由記述で過分なお言葉をいただき、気恥ずかしかったのですが、企画内容にご好評な声も多くいただき、うれしかったです。
- 昨年に続き、2回目の出展でしたが、とても楽しかったので、来年もどういう形式であれ、出展したいと思います。
印象的だった展示
- kumoriさんの「ブンルイ・ブックス」さんは、さすがの一言でした。勝手に使用させていただいただけなので「コラボ」ではありませんが、自由に利用可能な形で公開いただいていたおかげで、ポスターを作れたのがうれしかったです。
- 昨年のブースでも印象的だった「株式会社キャリアパワー」さんの「私の図書館（本）」川柳コンテスト」が、今年もよかったです。同じページで公開されていた絆リレー動画もグッときました。
- たくさんのイベントを実施されていた「図書館とゲーム部」さん、多くの動画をアーカイブで公開していただき、本当に助かってます。ありがとうございます。
- 「JCcoss」さんの「みんなで"ウパっちおえかき"」は、まだ締め切りまで間に合うようですので、ぜひ参加したいです。
- たぶん他にも素敵な企画やページはたくさんあったと思うのですが、前述のようにじっくり見て回ることができませんでした。。
関係者の方々や出展者の方々に御礼申し上げます。ありがとうございました。
お相手はやわらか図書館学でした。
